桂駅前 Mihara Clinic

桂駅前 Mihara Clinic

タイミング法

TIMING METHOD

timing method

タイミング法(排卵日予測)

超音波検査とホルモン検査で排卵日を正確に予測し、妊娠に最適なタイミングをお伝えします。保険適用(3割負担)で受けられる、不妊治療の第一歩です。妊娠率・費用・排卵誘発剤・市販検査薬との違いをわかりやすく解説します。

タイミング法とは

タイミング法とは、医師が超音波検査(エコー)で卵胞の大きさを計測し、血液検査でホルモン値を確認することで排卵日を正確に予測し、妊娠に最も適したタイミングをお伝えする治療法です。

人の卵子は排卵後12〜24時間しか受精能力がなく、精子も子宮内で生存できるのは2〜3日程度です。このわずかなウィンドウを正確に捉えることが、妊娠への近道となります。自己流の基礎体温管理や市販の排卵検査薬だけでは把握できない卵胞の成熟度・子宮内膜の状態も、当院では丁寧に確認します。

不妊治療の中でも身体への負担が少なく、費用も最も低く抑えられる治療法です。不妊治療の基礎を知りたい方はこちらもご覧ください。

5〜10
% / 周期
妊娠率の目安
(1周期あたり)
3〜6
周期
治療期間の目安
(AIHへステップアップの目安)
3割
負担
保険適用
(健康保険)
2〜3
1周期あたりの
来院回数の目安

タイミング法の妊娠率

タイミング法による1周期あたりの妊娠率は、年齢・卵巣機能・不妊原因によって異なります。

年齢1周期あたりの妊娠率(目安)6周期の累積妊娠率(目安)
30歳未満約8〜12%約40〜55%
30〜34歳約6〜10%約30〜45%
35〜39歳約4〜8%約20〜35%
40歳以上約2〜5%約10〜20%

※上記は一般的な目安であり、個人差があります。

タイミング法の妊娠率は決して高くはありませんが、1周期あたりの身体的負担・費用が最も少ない治療法です。若い方や不妊期間が短い方は、まずこの方法から始めることが多いです。複数の周期を経ることで累積妊娠率は高まりますが、年齢が高い場合は早めにステップアップを検討することが重要です。

排卵日の特定方法

当院では以下の方法を組み合わせて、排卵日を正確に特定します。

超音波検査(エコー)による卵胞計測

経腟超音波検査で卵巣の卵胞を直接観察します。卵胞径が18〜22mm程度に成熟すると排卵が近づいているサインです。卵胞の大きさを測定することで、排卵の予測精度が大幅に向上します。また子宮内膜の厚さも確認し、着床環境を評価します。

血液検査(LHサージの確認)

排卵の直前にLH(黄体形成ホルモン)が急激に上昇(LHサージ)します。血液検査でLH値を測定することで、排卵のおよそ24〜48時間前を把握できます。また卵胞ホルモン(E2)値も確認し、卵胞の成熟度を総合的に判断します。

基礎体温との組み合わせ

基礎体温表をつけている方は、ご来院時にお持ちください。基礎体温は排卵後に体温が上昇するため「排卵済み」の確認に有用ですが、排卵前の予測には限界があります。当院の超音波・血液検査と組み合わせることで、より精度の高い判定が可能です。

hCG注射による排卵誘発

卵胞が十分に成熟した段階でhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)注射を行うことがあります。注射後約36〜40時間で排卵が起こるため、タイミングを確実にコントロールできます。特に排卵が不規則な方や LHサージが起こりにくい方に有効です。

市販の排卵検査薬との違い

専門医による排卵日予測の優位性

比較項目市販排卵検査薬当院のタイミング指導
測定方法尿中のLH検出超音波+血液検査(LH・E2)
卵胞の成熟度分からない卵胞径で直接確認
子宮内膜の状態分からない超音波で厚さを確認
排卵誘発できないhCG注射でコントロール可能
卵管・卵巣の異常発見できない早期発見が可能
費用2,000〜3,000円(市販品)数千円〜1万円(保険3割)

排卵誘発剤について

排卵誘発剤は、卵胞の発育を促進し確実な排卵を促す薬です。すべての方に使用するわけではなく、医師が卵巣の状態を確認した上で必要な場合に処方します。

クロミフェン(内服薬)

最もよく使用される排卵誘発剤です。月経3〜5日目から5日間内服し、脳下垂体に作用して卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌を促します。比較的副作用が少なく、保険適用で使用できます。

ゴナドトロピン製剤(注射)

クロミフェンで効果が不十分な場合や、より確実に卵胞を育てたい場合に使用します。直接卵巣に作用するため効果が高い反面、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクがあるため、慎重な管理が必要です。

1周期の治療の流れ

01

初診・ベースライン検査(月経3〜5日目)

ホルモン検査(FSH・LH・E2・AMHなど)と超音波検査を行い、卵巣機能と子宮の状態を把握します。AMH検査で卵巣の予備能力を確認することもあります。治療方針をご説明します。

02

排卵誘発(月経3〜7日目・必要な場合)

クロミフェン等の排卵誘発剤を処方する場合は、この時期から内服を開始します。すべての方に使用するわけではありません。

03

卵胞モニタリング(月経10〜12日目頃)

超音波で卵胞の発育を確認します。卵胞径が16〜18mm程度に達した段階で次のステップへ進みます。必要に応じて血液検査も行います。

04

排卵日の予測・タイミング指導

卵胞の大きさとホルモン値から排卵日を予測し、最適なタイミングをお伝えします。必要に応じてhCG注射を行い、排卵を確実にします。注射後の排卵タイミング(約36〜40時間後)も具体的にご案内します。

05

排卵確認・黄体期サポート

タイミング後に超音波検査で排卵を確認します。必要に応じて黄体ホルモン補充を行い、着床環境をサポートします。

06

妊娠判定(排卵から約14日後)

血液検査または尿検査で妊娠の有無を確認します。妊娠された場合は超音波で胎嚢・心拍を確認し、産婦人科へご紹介します。

タイミング法について、まずはお気軽にご相談ください

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完全予約制/WEB予約対応

タイミング法の限界と次のステップ

タイミング法はすべての方に有効というわけではなく、以下のような場合は効果が期待しにくい場合があります。

人工授精(AIH)へのステップアップの目安

以下の場合に、人工授精(AIH)へのステップアップをご提案します。

  • タイミング法を3〜6周期行っても妊娠しない場合
  • 年齢が38歳以上で早期妊娠を希望する場合
  • 精液検査で軽度の精子問題が見つかった場合
  • 頸管粘液が少なく精子の通過が難しい場合

年齢が高い場合は治療可能な時間が限られるため、早めのステップアップをお勧めすることがあります。いたずらに治療を長引かせず、お一人おひとりの状態と希望に合わせた最適なタイミングで判断します。

桂駅前 Mihara Clinicのタイミング法

POINT 01

身原病院グループの専門医が担当

京都府下の産婦人科グループである身原病院の専門医が診察します。豊富な不妊治療経験を持つ医師による精密な排卵日予測で、限られたタイミングを最大限に活かします。

POINT 02

阪急桂駅からすぐ・夜間診療あり

阪急桂駅から徒歩約1分、桂オーエスプラザビル内のクリニックです。火・木曜は19時まで診療しており、お仕事帰りにもご来院いただけます。周期に合わせた来院が必要なタイミング法でも、通いやすい環境です。

POINT 03

ステップアップへの明確な指針

タイミング法で3〜6周期結果が出ない場合は、人工授精(AIH)へのステップアップをご提案します。さらに必要な場合は、本院(身原病院)での体外受精(IVF)顕微授精(ICSI)への移行もスムーズに対応しています。

費用(保険適用)

タイミング法は保険適用(3割負担)で受けていただけます。自己負担額の目安は以下の通りです。

内容3割負担の目安
超音波検査(卵胞モニタリング)約1,000〜2,000円
血液検査(ホルモン値確認)約1,000〜3,000円
クロミフェン(内服・使用する場合)約200〜500円
hCG注射(必要時)約500〜1,000円
黄体ホルモン補充(必要時)約500〜1,500円
1周期合計(目安)数千円〜1万円程度

※費用は受診内容・検査項目により異なります。詳細は費用・保険適用のページをご覧ください。

よくある質問

タイミング法の妊娠率はどのくらいですか?

1周期あたりの妊娠率は約5〜10%が目安です。年齢や卵巣機能によって異なりますが、専門医による正確な排卵日予測で、タイミングを最大限に活かすことができます。6周期の累積妊娠率は年齢によって20〜55%程度とされています。

何周期くらい続けたほうがいいですか?

通常3〜6周期を目安にしています。この期間に妊娠に至らない場合は、人工授精(AIH)へのステップアップをご提案します。年齢が38歳以上の方や、検査で軽度の問題が見つかった場合は、早めのステップアップをお勧めすることもあります。

市販の排卵検査薬でも同じことができますか?

市販の排卵検査薬はLHサージを検出しますが、卵胞の成熟度や子宮内膜の状態は分かりません。当院では超音波検査と血液検査を組み合わせることで、より正確なタイミングを特定できます。また必要に応じてhCG注射で排卵を誘発することも可能です。卵管や卵巣の異常なども早期に発見できます。

排卵誘発剤は必ず使うのですか?副作用が心配です。

排卵誘発剤はすべての方に使用するわけではありません。医師が卵巣の状態を確認した上で、必要と判断した場合のみ処方します。主にクロミフェン(内服)を使用します。副作用として子宮内膜が薄くなる場合(連続使用時)、ホットフラッシュ、多胎妊娠のリスク増加(約5〜10%)があります。担当医が状態を見ながら慎重に使用しますのでご安心ください。

初診はいつ来院すれば良いですか?

月経3〜5日目の来院が理想的ですが、まずはいつでもご予約いただけます。月経周期に合わせた治療計画をご説明します。WEB予約またはお電話(075-394-3111)でご予約ください。

不妊検査から始めることはできますか?

はい、まず不妊の原因を調べる基本検査(ホルモン検査・超音波検査・精液検査など)から始めることもできます。初めての方へのページもあわせてご覧ください。AMH検査で卵巣の予備能力を事前に確認することもできます。

タイミング法から人工授精へのステップアップはいつ頃ですか?

一般的にタイミング法を3〜6周期行っても妊娠しない場合に、人工授精(AIH)へのステップアップを検討します。ただし年齢が高め(38歳以上)の方や、精液検査で軽度の問題がある場合は、より早いステップアップをお勧めすることがあります。担当医と一緒に、お一人おひとりの状況に合わせた判断をします。

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