凍結胚移植の妊娠率
2020年 当グループ実績・参考値
34歳未満の妊娠率
(身原病院グループ・参考値)
人工授精年間実施件数
(2020年実績)
2022年4月より
保険診療対応
京都で体外受精を受けるメリット ― 桂駅前Mihara Clinicを選ぶ理由
京都・桂駅前Mihara Clinicは、阪急桂駅西口から徒歩2分のアクセス抜群な立地で、京都市内はもちろん、大阪・滋賀方面からも通院しやすい環境を整えています。
- 保険適用IVFに完全対応:2022年4月からの保険診療に対応。費用面の不安を軽減します。
- 身原病院グループの高い実績:凍結胚移植妊娠率41.7%(2020年実績)。グループ一体で高度生殖医療を提供します。
- 桂駅から徒歩2分:仕事帰りや昼休みにも通院しやすく、火曜・木曜は19時まで夜間診療を実施。
- 京都市内に近い専門クリニック:西京区・南区・伏見区・右京区など京都市内各エリアからアクセス便利。
- ワンストップ体制:初診・検査・排卵誘発は桂クリニック、採卵・胚移植は本院(身原病院)でシームレスに対応。
※最終更新:2026年5月27日
体外受精の適応条件
以下に当てはまる方には、体外受精(IVF)が適している可能性があります。タイミング療法や人工授精を経た後でも妊娠に至らなかった場合は、早めに体外受精を検討することが大切です。
- タイミング療法・人工授精を3〜6回繰り返しても妊娠に至らなかった方
- 卵管閉塞・卵管周囲癒着がある方(卵管を通じた自然受精が難しい)
- 子宮内膜症がある方(特に中等度以上、卵管・卵巣に影響が出ている場合)
- 精子の数や運動率が低い方(軽度〜中等度の男性不妊)
- 原因不明の不妊症が続いている方
- 年齢的な理由でより積極的な治療を希望する方(特に35歳以上)
- AMH値が低く、早期治療が必要と判断された方
※適応かどうかは検査結果や治療歴をもとに医師が総合的に判断します。まずはご相談ください。
体外受精のスケジュール(採卵周期〜胚移植)
体外受精は大きく「採卵周期」と「移植周期」の2つのフェーズに分かれます。多くの場合、採卵後に胚を凍結し、翌周期以降に凍結融解胚移植を行います。
排卵誘発(卵巣刺激)
月経開始後から注射や内服薬を使って卵巣を刺激し、複数の卵胞を育てます。超音波検査や血液検査でホルモン値と卵胞の発育を確認しながら、採卵のタイミングを見極めます。刺激法はショート法・ロング法・アンタゴニスト法など、体質や卵巣反応に合わせて選択します。
期間の目安:約10〜14日間 通院回数:3〜5回程度
採卵(本院・身原病院で実施)
卵胞が十分に成熟したら、経膣超音波で確認しながら細い針で卵胞を穿刺し、卵子を採取します。採卵は本院(身原病院)にて静脈麻酔を使用して実施します。痛みへの配慮をしながら安全に行います。採卵後は数時間の安静が必要です。
所要時間:15〜30分 当日は安静が必要(車の運転不可)
体外受精・胚培養
採取した卵子と精子を培養液の中で一緒にし、自然な受精を行います(コンベンショナルIVF)。受精が確認された後、培養器の中で胚を育て、状態の良い胚を選択します。胚盤胞(受精後5〜6日目)まで培養することで、移植に適した胚をより正確に選べます。
培養期間:受精後3〜6日間(胚盤胞培養の場合は5〜6日)
胚の凍結保存
状態の良い胚は超急速ガラス化法(ビトリフィケーション)で凍結保存します。凍結した胚は融解後も高い生存率を保つことができ、採卵周期に移植しない「凍結融解胚移植」の準備をします。複数の胚を凍結できた場合は、1回の採卵で複数回の移植チャンスが生まれます。
凍結保存期間は医師の指示に従います
凍結融解胚移植(翌周期以降)
子宮内膜の状態を整えてから、融解した胚を子宮腔内に移植します。ホルモン補充周期(エストロゲン・プロゲステロン投与)または自然周期で内膜を準備します。移植自体は10〜15分程度で、採卵と比べて身体的な負担は少ないです。
所要時間:10〜15分 移植後は安静が必要です
妊娠判定
胚移植後約2週間で血液検査(hCG測定)により妊娠判定を行います。妊娠が確認された場合は、その後も経過を確認しながら、産科への移行をサポートします。妊娠判定が陰性だった場合も、結果を踏まえて次の治療計画を医師と相談できます。
判定日:移植後約14日目
凍結胚移植と新鮮胚移植の違い
胚移植には「新鮮胚移植」と「凍結融解胚移植」の2種類があります。当院グループでは、妊娠率の高さを重視して凍結融解胚移植を基本としています。
- 採卵後、同じ周期に胚を移植する
- 採卵から移植まで日数が短い
- 卵巣刺激の影響で子宮内膜の環境が最適でないことがある
- 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクがある場合は実施を見合わせることも
- 採卵後に胚を凍結し、翌周期以降に移植
- 子宮内膜の状態を最適化してから移植できる
- 身原病院グループの凍結胚移植妊娠率:41.7%(2020年実績)
- 複数の良好胚を凍結しておけば複数回のチャンスが生まれる
※どちらの方法が適しているかは卵巣の状態・胚の質・子宮内膜の状態などを踏まえて医師が判断します。
費用について(京都・保険適用時)
保険適用(3割負担)の場合
2022年4月より、体外受精(IVF)は保険適用となりました。保険診療では3割負担が基本です。年齢・回数の要件があり、保険適用できる回数には上限があります。
| 治療内容 | 保険適用 | 費用目安(3割負担) |
|---|---|---|
| 採卵術 | 保険適用 | 約15,000〜30,000円程度 |
| 体外受精(媒精) | 保険適用 | 採卵費用に含む場合あり |
| 胚培養(1〜2個) | 保険適用 | 約7,000〜15,000円程度 |
| 胚凍結保存(初期費用) | 保険適用 | 約15,000〜25,000円程度 |
| 凍結融解胚移植 | 保険適用 | 約20,000〜35,000円程度 |
※上記は目安であり、採卵個数・培養日数・処置内容により異なります。正確な費用は受診時にご確認ください。
※保険適用回数:40歳未満は通算6回、40歳以上43歳未満は通算3回(1子ごと)。43歳以上は保険適用外。
高額療養費制度・自治体助成
体外受精の保険診療費用が一定額を超えた場合、高額療養費制度を利用することで自己負担額を抑えることができます。また、自治体によっては先進医療や自費診療部分への助成制度もあります。詳しくはスタッフにお尋ねください。
京都市では、特定不妊治療費の一部助成制度がありましたが、2022年の保険適用化に伴い制度が変わっています。最新の情報は医師またはスタッフにご確認ください。
桂クリニックと本院(身原病院)の役割分担
桂駅前 Mihara Clinicは、身原病院グループのサテライトクリニックです。患者さまは桂クリニックで初診・検査・投薬管理を受け、採卵・胚移植などの高度治療は本院でスムーズに受けていただけます。
- 初診・問診・基本検査(超音波・採血)
- AMH検査・精液検査
- 排卵誘発(卵巣刺激)の投薬管理・経過観察
- 移植後の経過観察・妊娠判定
- 不妊治療全般のご相談・治療計画の立案
- 採卵(卵子採取)
- 体外受精・顕微授精の実施
- 胚培養・胚盤胞培養・胚凍結保存
- 凍結融解胚移植
- 高度な検査・先進医療の提供
阪急桂駅から徒歩2分の桂クリニックを窓口として、身原病院グループの高度な技術・実績(凍結胚移植妊娠率41.7%、2020年実績)を活用いただけます。通院の利便性と高い医療水準を両立させた体制です。
体外受精の成功率に影響する要因
体外受精の成功率(妊娠率)は一定ではなく、以下のような要因によって大きく変わります。
年齢
年齢は最も大きな影響因子です。34歳未満では50%以上の妊娠率を維持していますが、40歳以降は急速に低下します。これは年齢とともに卵子の質(染色体正常率)が低下するためです。「いつかやろう」ではなく、なるべく早期に検査・相談することが大切です。
AMH値(卵巣予備能)
AMH(抗ミュラー管ホルモン)は卵巣に残っている卵子の数の目安です。AMH値が低いと採卵できる卵子数が少なくなり、胚盤胞まで育つ確率も下がります。AMH検査は月経周期に関わらず、採血だけで受けられます。
胚の質(グレード)
胚の質(グレード)は妊娠率に直結します。胚盤胞(5〜6日目胚)まで培養することで、移植に適した胚をより正確に選べます。グレードの評価方法や移植戦略については、担当医が詳しくご説明します。
よくあるご質問
体外受精と顕微授精の違いは何ですか?
体外受精(IVF)は採卵した卵子と精子を培養液の中で一緒にして自然な受精を促す方法です。顕微授精(ICSI)は細い針を使って精子を卵子に直接注入する方法で、精子の数が少ない場合や体外受精で受精しなかった場合に適しています。医師が精液検査の結果などを評価して最適な方法をご提案します。
体外受精は保険適用されますか?何回まで使えますか?
2022年4月より体外受精は保険適用となりました。保険が適用される回数は、40歳未満は通算6回(1子ごと)、40歳以上43歳未満は通算3回です。43歳以上は保険適用外となります。詳しい条件や費用については初診時にご説明いたします。
採卵は痛いですか?麻酔はありますか?
採卵は本院(身原病院)にて経膣超音波を使って行います。静脈麻酔を使用するため、処置中の痛みは最小限に抑えられています。術後は数時間の安静が必要で、当日の車の運転はお控えいただきます。麻酔の使用については事前に医師とご相談ください。
体外受精で双子や多胎になる可能性はありますか?
現在の不妊治療では、母体・胎児の安全のため原則として単一胚移植(1個の胚を移植)が基本となっています。1個の胚を移植することで多胎妊娠のリスクを大幅に下げることができます。詳しくは担当医にご相談ください。
体外受精のスケジュールはどのくらいかかりますか?
採卵周期は月経開始から採卵まで約10〜14日で、その間3〜5回の通院が必要です。採卵後に胚を凍結し、翌周期以降に凍結融解胚移植を行う場合、採卵から妊娠判定まで約2〜3ヶ月が目安です。火曜・木曜は19時まで夜間診療を行っており、お仕事との両立をサポートします。
妊娠率はどのくらいですか?
身原病院グループの凍結胚移植における妊娠率は41.7%(2020年実績)です。34歳未満では50%以上の妊娠率を維持しています。ただし妊娠率は年齢・AMH値・胚の質など個人差がありますので、担当医にご相談ください。
桂クリニックと身原病院(本院)の関係を教えてください。
桂駅前 Mihara Clinicは身原病院グループのサテライトクリニックです。初診・検査・排卵誘発の管理は桂クリニックで行い、採卵・胚移植などの高度な生殖医療は本院(身原病院)でスムーズに受けていただけます。患者さまは桂クリニックを窓口として、便利な立地でグループの高い医療水準を活用できます。
京都で体外受精の保険適用を受けるには、どのような条件がありますか?
体外受精(IVF)の保険適用は2022年4月より開始されました。主な条件は①法律上の婚姻関係または事実婚であること、②治療開始時点で女性が43歳未満であること、③保険適用回数が40歳未満は通算6回・40歳以上43歳未満は通算3回(1子ごと)以内であることです。桂駅前Mihara Clinicでは保険適用での体外受精に対応しており、詳細な条件は初診時に医師がご説明します。
桂駅前Mihara Clinicの体外受精の妊娠率を教えてください。
身原病院グループの凍結融解胚移植における妊娠率は41.7%(2020年実績・参考値)です。34歳未満では50%以上の妊娠率を維持しています。なお、妊娠率は年齢・AMH値(卵巣予備能)・胚の質などの個人差が大きく影響します。詳細な見通しについては、検査結果をもとに担当医が丁寧にご説明します。
採卵から胚移植までの期間はどのくらいですか?
採卵周期(排卵誘発〜採卵)は月経開始から採卵まで約10〜14日かかります。多くの場合、採卵後に胚を凍結し、翌周期以降に凍結融解胚移植を実施します。採卵してから胚移植の準備(子宮内膜の調整)を経て妊娠判定まで、概ね2〜3ヶ月が目安です。詳細なスケジュールは卵巣の反応や胚の状態により変わるため、担当医にご確認ください。
